ブルズごはんのストーリー
代表者の想い
はじめまして。
ブルズごはんの松崎と申します。
幼少の頃から実家にはいつもワンちゃんがいました。
現在は2頭のMダックスと暮らしています。
みなさんへ、このごはんを作ったお話をさせていただきます。
ごはん作りのきっかけ
3年前、我が家の愛犬ブルックリン(Mダックス)がフードを食べて30分から2時間後に必ず毎日嘔吐する日々に遡ります。
2日目にこれはおかしいと思い、当時のかかりつけ医へ。
原因がはっきりとしませんでした。
診察で言われたように、まずはフードを変えてみることに。
結論から言いますとみなさんご存知の某有名フードなど10種類程を変えましたが症状は変わらず体重は4.2㎏から2.9㎏まで低下していきました。
その間も数件の動物病院で診察をしていただきましたが、アレルギーや特殊な反応もなく、原因不明で終わる日々。
獣医さんとの出会い
そんな時、5件目の病院として今の獣医さんと出会います。(監修もこちらの先生です)
症状を伝え丁寧に診察していただき『内臓機能じゃないか?』という診断で、
後に詳しく検査した所、やはり内臓機能の低下が嘔吐が痩せた原因でした。
遺伝もあれば、無理なブリーディングなど様々な理由が考えられるそうですが、
そちらの究明よりも先ずはブルックリンの❝今❞
獣医師さんの診察の言葉を今でも明確に覚えています。
元々料理が趣味でしたが私にとって、手作りごはんへのチャレンジは試行錯誤の連続でした。
そこからブルズごはんは始まっていきます。
監修獣医師の想い
獣医師・獣医学博士の宇山理奈です。
今回、皆様の家族の一員であるペット達に健康で長生きしてもらいたいという願いを込めて、素材や産地にこだわった良質のペットフード「ブルズごはん」の監修を担当させて頂きました。
ところで「ぬちぐすい」という言葉を知っていますか?
沖縄の言葉で「命の薬」と訳します。
それはとても広い意味を持っており、身体に良いもの、心に良いもの、癒しの出来事など心と身体が元気になることの全てを指します。
ペットにとっての「ぬちぐすい」は例えば美味しい食事、良い環境、そして飼い主様の優しさや愛情など、ペットが幸せに生きるための全ての事柄がその「命の薬」になるといえます。
なかでも「医食同源」、食事は獣医療においても特に重要視される事柄の一つです。
口から体に摂り入れた食物は消化され、全身に行き渡り、血となり細胞となり、そして生きる源や命そのものへと変化していきます。
動物も人と同様、心身の健康を保つ上で良い食事を毎日しっかり摂る事が非常に大事なのです。
プロジェクトスタッフ一丸となって作った「ブルズごはん」が皆様にとっての「ぬちぐすい」の一助となれば幸いです。
平成 7年 麻布大学獣医学部卒業
平成 7年~ 東京大学大学院入学 東京大学附属動物病院外科インターン
平成12年 東京大学大学院博士課程卒業 研究テーマ「犬猫乳癌の転移機構について」
平成13年 米国ノースカロライナ州動物救急病院にて診療・インターン
平成14年~アイドル総合動物病院所属・診療
その他の活動:公益社団法人 日本愛玩動物協会 認定委員
試行錯誤のフード作り
直ぐに、知人の栄養士兼ペット管理栄養士へ連絡し、レシピづくりからスタート。
犬の栄養学に関する本もたくさん読み漁りました。
それから徐々に形になっていき、毎日作るのは流石に仕事への影響が出る為、冷凍するフードを選択しました。冷凍であれば無添加で防腐剤や酸化防止剤なしのごはんができます。
試行錯誤していくうちに、徐々に食材もお肉屋さんや魚屋さんと交渉。
売ってはいただけるものの量が多かった為、
お客様や友達や知人のワンちゃんへとプレゼントする日々でした。
60頭ほど食べてもらい、その後ネットでも100頭無料モニターを実施致しました。
管理栄養士兼ペット管理栄養士の想い
管理栄養士の田中です。
17年間チワワ(マロン)を飼っていました。
先日老衰の為お別れしてしまいましたが、やはり考える事は、マロンにとって幸せな時間だったかな?
という事です。
犬も人間と同様食べる事は楽しい時間であり、その時間を美味しい物を食べてもっと幸せな時間にしてあげれたらいいなと思います。
若い時はドライフードを食べていましたが、歳を重ねる毎にふやかしてあげるようになり、その際に茹でた野菜やささみ、豆腐などをトッピングすると、凄い勢いで食べる姿を見て、もっと手軽に、美味しく、犬に必要な栄養素がちゃんと入ったトッピングフードがあればいいなと思っているところに今回のお話を頂き、お手伝いさせて頂く事になりました。
お話を頂いたからにはきちんと犬の栄養について勉強を!と思い「犬の管理栄養士」の資格も取得しました。
自分で食事を選べないペットの為に、安心安全な食材を選んであげる事で、愛犬の食事の喜びへと繋がればいいなと思ってます。
こだわったポイント
✔️ 国産の食材で人と同じ規格の食材を原料とする(本物のヒューマングレード)
✔️ お肉やお魚の質にもこだわり、防腐剤や酸化防止剤はつかわない
✔️ 茹でるお水もミネラルウォーター、低温調理で食材そのものを活かすこと
こだわったポイント
✔️ 国産の食材で自分(人間)の口に入れれるもの(本物のヒューマングレード)
✔️ 肉や魚の加工も行い、防腐剤や酸化防止剤はつかわない
✔️ 茹でるお水もミネラルウォーター、低温調理で食材そのものを活かすこと
栄養の問題
徐々に作り上げていく中で、一つ問題が。
手作りフードの欠点です。
必ず【ビタミン・ミネラル】が圧倒的に不足します。
これは栄養基準から考えてもよい事ではありません。
そこで大手のメーカーで成分分析・成分保証がなされているビタミン11種、天然のカルシウム・ミネラル。
どちらも人間の安全基準・食品安全検査をクリアした食品添加物です。
このビタミンとミネラルのサプリメントだけは、安全性もあり、不足を補うために使用させていただきます。
また製造場所業務用の厨房設備が整ったHACCPの基準に基づく衛生管理が行えるキッチンにて調理し、‐40℃での急速冷凍(雑菌が発生しません)ができる設備を導入しています。
共同開発者の想い
はじめまして、ブルズごはんの手作りフードを運営している木下裕司と申します。
1986年生まれ36歳、2匹のトイプードル(6歳カラちゃん、8ヵ月ジェニーちゃん)の飼い主です。
私のフードに対する想いを伝えられたらと考えています。
私が物心がつく頃から動物と一緒に暮らしてきました。
犬、うさぎ、鯉、金魚など最初は市販のドックフードのみを与えてましたが年齢を重ねるにつれ病気で亡くなっていました。
そのお別れが辛く、もっと何か出来る事はなかったのか?幸せだったのかな?と考える日々でした。
私が成人して飲食業で働くようになり、食材の鮮度や栄養価などを知るにつれ、愛犬にも日々の食事の楽しさを伝える事が出来るのではないかと考えている所に友人からの誘いを受け協力させてもらう事になりました。
飲食業での知識や伝手(つて)を使い、私達人間と同じ食材や鮮度、栄養バランスのよいフードを与えたいと思いごはんを作っております。
手作りごはんを作るようになり、愛犬にも試食してもらい、試行錯誤の日々から学んだことは、ワンちゃんにとって食事の時間が至福の時間になるお手伝いが出来ればと考えております。
私共の社訓でもある「今日もたくさんのワンちゃんが美味しいごはんを食べれますように」と思い製造しております。
みなさまどうぞよろしくお願いいたします。
最後に
愛犬家は日々、愛犬から元気や喜びをもらうことがあります。
彼らは言葉こそ話せませんが人の表情や言葉を雰囲気で感じ取ることができる優秀な存在です。
私も日々愛犬から多くの喜びをもらっている一人です。
手作りごはんの試行錯誤に約3年間かかりました。
またブルックリンも現在4㎏まで体重が戻り、毛吹けもよくなりました。
彼はワンちゃんが大好きです。
ドッグランでは常に他のワンちゃんとコミニケーションを取ろうとします。
まるで会話をしているように。
ブルックリンの出来事は私に新たな夢を与えてくれました。
そんな彼が私に『食事で困っている…』ことを新たな人生の使命として与えてくれたように思います。
愛犬と出社が出来る会社も、愛犬により叶えてもらえました。
今後はブルズごはんを通じて、たくさんのワンちゃんや飼主様と新たなご縁が繋がります事へ、感謝申し上げます。
我々商いを生業としている身にとって、人から喜んでもらえることは何よりも嬉しいものです。
もちろん、ワンちゃんにも喜んでもらえると思います。
みなさまにも応援いただければ幸いです。
Bulls gohan 代表 松崎 洋平