ペットの健康を左右する、必須ミネラルって?

ペットの健康を左右する、必須ミネラルって?


今日のコラムは、『ワンちゃんの健康に必要なミネラルって、いったいどんなものがあるの!?』って思ったこと、ありませんか?

私たちの愛するワンちゃんも、元気で長生きしてほしいですよね。実は、ワンちゃんの健康をキープするためには、いくつか超重要なミネラルがあるんです。

これを知っておくだけで、愛犬の「長生き」に繋がります。



まずは、カルシウム。

 

これは、全ての生き物にとって基本中の基本!骨や歯の健康を保つために欠かせません。そして、マグネシウム。これもまた、筋肉の動きや神経機能のサポートで大活躍。カルシウムとセットで摂ることで、相乗効果が期待できます。



次に、ワンちゃんの健康にとって大切なのが、カリウム。これは、体内の電解質バランスを整えて、筋肉や神経の機能を正常に保ちます。特に、暑い季節には、カリウムの補給が大事になってきますよ。さらに、鉄分も重要。血液を作るうえで欠かせないミネラルで、エネルギーを生み出すサポート役も担います。

 

犬にとってのカリウムは重要な栄養素であり、体内の機能を正常に保つために必要な電解質です。カリウムは神経や筋肉の機能、心臓の健康、水分バランスの維持に重要な役割を果たします。ただし、過剰なカリウム摂取も問題を引き起こす可能性があるため、必要な量を超えないように注意する必要があります。

 

その他に必要なミネラルにはいくつかあります。

  1. ナトリウム: 神経伝達や水分バランスを調節するために必要な電解質です。

  2. : 赤血球の形成に必要なミネラルで、酸素の運搬に関与します。鉄は不足すると貧血が起きますが、過剰摂取はミネラルの吸収を阻害します。

  3. 亜鉛: 免疫機能や皮膚の健康、傷の治癒に必要なミネラルです。手作り食で摂取することが極めて難しく、注意が必要です。ただし、亜鉛を過剰に摂取した場合に、鉄や銅の吸収を妨げ、鉄欠乏や銅欠乏となる場合があります。

  4. : 赤血球形成や骨の形成、酵素の活性化に必要なミネラルです。不足すると、貧血、骨の異常、白血球の減少により免疫力が低下する場合があります。

これらのミネラルは、バランスの取れたフードやごはんから摂取できますので、基本的に心配することはありませんが知っておくことが理想的です。

例えば…開封して風化したドライフードや冷凍庫に長期間ずっと閉まっているウェットフードや再冷凍したものなどは、一概に言えませんので注意が必要です。

でも、大切なのは、これらのミネラルをごはんと一緒にバランスよく摂ること。過不足なく、愛犬の年齢や体重、活動量に応じて、適切な量をあげることが、健康の秘訣です。例えば、少し余談になりますが、妊娠中のママワンちゃんは、特にカルシウムや鉄分が必要になり重要になります。


ミネラルの摂り方としては、質の良いドッグフードを選ぶことが手っ取り早いですよね。最も見分けが難しいのは安価なフードです。栄養価の基準数値をクリアすることを最重点にする為、添加剤や数値目標のみを達成しているため、中には単純に100gあたりのカロリーが高すぎる、高カロリーな物も見受けられます。

フード選びに迷ったら、必ず栄養表示欄を確認してくださいね!


というわけで、犬の健康に必要なミネラル、正しい知識で、愛犬ともっと、より長く、幸せな時間を過ごしましょう。

 


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