愛犬の健康は食事以外にも適度な運動やお散歩。
運動はワンちゃんのストレス解消、適切な体重の維持、そして健康維持に直結しています。
しかし、犬種によって必要な運動量は異なりますし、年齢や健康状態によっても変化します。
今回のコラムでは、ワンちゃんに必要な運動量について詳しく解説をしていきます。
犬種と運動量の関係
犬種によって、元々持っている体力や活動性が異なります。
例えば、ボーダーコリーのような牧羊犬は非常に活動的で、たくさんの運動を必要とします。これに対し、パグやシーズーのような小型犬はそこまで多くの運動量は必要としません。しかし、どの犬種であっても適度な運動は必要です。運動を怠ると、肥満や関節問題、やはりストレスが大きな問題になってきます。
適度な運動の重要性
適度な運動はワンちゃんの体だけでなく、心にも良い影響を与えます。
運動によって不安感が軽減されますし、ドッグランなどのノーリードが可能な場所では、社交性や社会性が向上することも知られています。
また、適切な運動はワンちゃんの寿命を延ばす効果も期待できます。定期的な散歩や遊びは、筋肉の維持、関節の柔軟性、心臓病の予防にもつながります。
運動嫌いなワンちゃんの対策
ただし...全てのワンちゃんが運動を好むわけではありません。
特に高齢になると、運動への意欲が低下します。運動嫌いなワンちゃんには、無理に長時間の運動をさせるのではなく、少しのお散歩や外出程度で家以外の環境に身を置く時間と捉えた方がよさそうです。
また、若いワンちゃんであれば、普段の散歩を少し長くしたり、ルートを変えたりする、新しいおもちゃで遊ぶ、一緒に遊ぶ時間を増やすなど、ワンちゃんが楽しめる工夫を凝らすことが重要です。
ちなみに我が家の2頭は家の近所になると、道を覚えているため猛烈に帰ろうとします。
運動量の目安
一般的に、小型犬は日に30分から1時間、中型犬は1時間から1時間半、大型犬は1時間半から2時間の運動が推奨されています。
運動は散歩だけでなく、ドッグランで走る、おうちでもおもちゃの引っ張りっこなど、愛犬が楽しめるものがベストです。
あくまで目安ですので、愛犬の年齢や健康状態、外気温などによって調整する必要があります。真夏は人もワンちゃんも熱中症の危険がありますので、日が暮れてからのお散歩にしたりしましょう。
犬の健康と運動
運動は、ワンちゃんの健康管理においても大きな役割を果たします。定期的な運動により肥満を防ぎ、糖尿病や心臓病のリスクを減らすことができます。また、運動が十分でないと、ワンちゃんは不安やストレスを感じやすくなり、それが日常になると、ストレスが原因の脱毛症だったり、病気の原因にもなりかねません。
まとめ
このように、ワンちゃんに適切な運動を与えることは、その健康を守り、心身ともに豊かな生活を送るためにとても重要です。
過ごしやすい季節ですし、愛犬と共にお出かけしましょう!!
一緒に過ごす時間を何よりも楽しんでください。