ワンちゃんのの長生き秘訣、それはなんと言っても「食事(フード、ごはん)」にあります。愛するワンちゃんが長生きするためには、ただ食べさせればいいというものではありません。今回はそんなお話をシェアしたいと思います。
愛犬の必要量を知ることから
まずはじめに、ワンちゃんの食事は愛犬のサイズ、年齢、活動量によって大きく変わってきます。小型犬と大型犬ではエネルギーの要求量が違いますし、子犬と老犬では栄養素の必要度が異なるのです。
また、運動好きでお散歩やドッグランでアクティブなワンちゃんと、家でのんびりするのを好んだり、激しく動き回らないワンちゃんでも食事の内容は微妙な加減で調整が必要です。この基本を理解することが、ワンちゃんの健康を保つ第一歩です。
次にワンちゃんの食事で最も重要であるのが「バランス」です。
たんぱく質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂取することで体の機能を正常に保ちます。特にたんぱく質は、筋肉の維持や再生に必要不可欠な栄養素であり、ワンちゃんの食事において最も重要視されるべき成分の一つです。しかし、たんぱく質だけを重視しすぎると、他の栄養素が不足しがちになるため、バランスが1番大切なんです。
▶ 良質なタンパク質について
▶ 愛犬に必要なビタミンについて
加えて、ワンちゃんの食事で忘れてはならないのが、水分補給です。
ワンちゃんは人間よりも水分を多く必要とします。特に暑い季節や運動後は、しっかりと水分補給をさせることが大切です。水分不足は体内の機能低下を招くため、常に新鮮な水を与えるように意識しておくことが必須です。
特にお水をあまり飲まない子は、ウェットフードやスープなどを活用して食事と一緒に水分を補う事を意識してください。
▶ 意外と知らない水分補給のポイント
さて、具体的な食材に目を向けてみましょう。
ワンちゃんの食事に適しているのは、お肉やお魚、などの良質なたんぱく質です。これらの食材は、適度に脂肪も含んでいるため、ワンちゃんにとって理想的なエネルギー源となります。
ただし、脂っこい食材や部位は太りやすくなるため、量には注意が必要です。また、野菜から摂取できるビタミンやミネラルも積極的に取り入れましょう。人参やかぼちゃ、ほうれん草などの葉物野菜は、犬の健康維持に役立ちます。
しかし、いくら健康に良いと言われる食材でも、与え方には注意が必要です。
例えば、骨付きの肉を与えたりしないことです。骨ごと誤って飲み込むと内臓を傷つける可能性があるため、与える場合は、どんな食材も必ず細かくして与えるなど注意が必要です。
また、ワンちゃんにとって有毒な食材も存在します。
チョコレートやブドウ、タマネギ類は絶対に与えてはいけません。これらの食材はワンちゃんの体に悪影響を及ぼし、重篤な症状を引き起こすことがあるため、絶対に避けるべきです。
▶ 愛犬が食べると危険な食材まとめ
最後に、ワンちゃんの食事に関しては、量も重要なポイントです。
過剰な食事は肥満の原因となり、肥満は関節の問題や糖尿病など、様々な健康問題を引き起こします。ワンちゃんの適正な体重を保つためにも、一日の摂取カロリーを意識することが大切です。ブルズごはんの無料カロリー計算をお役立てください。定期的な体重測定と、運動を通じて適切な体重管理を行いましょう。
▶ 今日からうちの子ダイエット！
ワンちゃんにとっての食事は、ただのエネルギー補給ではありません。
彼らの健康と長生きを支える大切な役割を担っています。食事を通じて愛犬の健康を守り、一緒に過ごせる時間を長くしていくために、今回紹介したポイントを心がけてみてくださいね。
また近年注目されている、手作り食はドライフードを与え続けたワンちゃんよりも最大36ヶ月長生きすると言った研究データも出ているほど、ワンちゃんの健康によいごはんです。
愛犬が健康で長生きするために、私たちにできることはまだまだたくさんあると考えています。どんなワンちゃんも健康に過ごせることが、当たり前になるように、ごはん作りを通して貢献していきたいと思っています。